完全に耳が聞こえないわけではないけど年齢ととともにだんだんと耳が遠くなってしまい、日常生活にも少し不安を覚えるようになった人、突発的な難聴などで完全に聞こえないわけではないけど、日常生活で相手の話や周りの音が聞こえにくいと感じている人、こうした聴覚に不安のある人は日本国内にもたくさんいます。
また、年齢とともに耳が聞こえなくなるのは加齢によるもので、これから超高齢化社会になってくれば、さらに耳の遠い老人が増えていくことになります。
家族と一緒に住んでいて皆がサポートすれば耳が多少聞こえにくいぐらいだとそれほど大きな問題にはならないかもしれません。
しかし本人からしてみれば、相手の話す内容が聞き取れなかったり、テレビなどの音声が聞こえなくなると大きなストレスになってくるので、なかなか大変です。
しかし今はこうした人たち向けの様々な便利グッズが発売されるようになってきましたので、いくつか紹介したいと思います。
字幕表示
これはテレビだけではなく、今やいろんな映像などでAIが自動で字幕を付けてくれるようになってきました。
リアルタイムで文字に起こして字幕を表示するのはまだまだ正確度は低い部分もありますが、それでも聴覚障害の方や聞こえにくいことが多いと感じている人には、少しでも字幕がでるだけでもかなり理解度は高くなると思います。
もちろんAIのリアルタイムの字幕以外にも、テレビの設定であらかじめ作成された字幕を表示できる番組なども増えてきましたし、Youtubeなんかでも製作者側が字幕をきっちりと作成して配信している人もたくさんいます。
こうした字幕は聴覚に障害のある人だけでなく、大きな音で映像を見られない状況の時にもとても役に立ちますので覚えておくといいと思います。
振動式目覚まし時計
朝早くに起きないといけない時は目覚まし時計が便利ですが、聴覚障害の人や耳が遠くなってしまった人にはせっかく目覚まし時計セットしても、クリアに音が聞こえないため寝過ごしてしまう可能性が非常に大きいでしょう。
そこで便利なのが振動式の目覚まし時計です。音を鳴らさずにバイブのように振動だけで起こしてくれるため、大きな音が出ないので周りにも迷惑をかけることもなく非常に便利です。
また、他にも光で起こしてくれる光目覚まし時計というものもあります。これは太陽光に近い光を照らして人間の体内リズムを朝の状態にして自然と目が覚めるように促してくれる商品です。健康的に快適に目覚めることができるため、こちらもおすすめです。
筆談ボード
加齢による難聴も年齢を重ねることでどんどん進行していくことが多いため、ひどくなってくると声だけでの会話はほとんどできないぐらいになる人も少なくありません。
そんな時に便利なのが筆談ボードです。ボードにすぐ消せるペンで聞きたいことや話したい内容をお互い交互に書くことで、スムーズに会話ができるようになります。
一見かなり面倒くさそうにも思えなますが、いちいち耳元で大きな声で叫ばないと相手に聞こえないような状態なら、筆談のほうがあっさりと相手に伝わるので、非常に重宝するでしょう。
もちろんわざわざ筆談ボードのような専門グッズを使わなくても紙と鉛筆があれば、筆談はできますが何度も書いたり消したりすることを考えれば、ワンタッチで書いた内容をクリアできる機能もついている筆談ボードを使ったほうがかなり便利じゃないかなと思います。
高感度スピーカー
耳が聞こえにくくなってきて不便なのは人との会話ですが、同じようにストレスが溜まるのがテレビの音声が聞こえにくかったり、何を言っているか聞き取れなかったりすることです。
バラエティ番組なんかだと多少聞き逃しても問題はないかもしれませんが、ドラマや映画をテレビで見ていて時々聞こえないセリフなんかが出てくると非常にストレスが溜まるのは間違いありません。
自分一人ならテレビの音量を上げれば済む話ですが、家族みんな生活している場合はそういうわけにもいきません。そこで便利なのが高感度スピーカーです。
これをセットして置いておくだけでテレビの音声などが非常にクリアにはっきりと聞こえるようになります。家族みんながちゃんと聞こえているのに自分だけが聞こえないことでストレスを感じていた人でも、高感度スピーカーを利用することで簡単に問題は解決できるようになります。
高感度スピーカーで有名なのはミライスピーカーです。誰でも簡単に設定ができて、高齢者にも非常に人気のある商品です。ミライスピーカーは顧客満足度も非常に高く利用者が非常に多いこともあって、ネットでも高評価の口コミもたくさんありますのでおすすめの商品です。
こうした便利グッズはこんごもどんどん様々なタイプのものが発売されると思います。もちろん医学の進歩で難聴も簡単に解消できれば一番いいのですが、現時点ではまだこうした便利グッズに頼るのが一番手っ取り早く解決できる方法ではないでしょうか。
