整体院のネットでの集客はSEOやリスティングをうまく活用しよう

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好立地では激戦区になってきている整体院ですが、ネット集客をうまく使うことで多少立地が悪くても十分集客することは可能です。

例えばマッサージ店などは駅前などに密集していることも多いですが、これらの業種は飛び込みでやってくることもあるため、立地条件に左右されることが多いです。郊外の店舗であっても、大通りや車通りの比較的多い目立つエリアでの出店が多いです。

対して整体院の場合は、施術内容にもよりますが、ある程度長期間に渡ってひとつの整体院に通う人が多いこと、それに事前に広告やネット、SNSなどで情報を得て予約してから来院する人が多いこともあり、必ずしも立地条件に左右されるわけではありません。

そのため、立地よりもネットなどの集客に力を入れたほうが成功しやすいとも言えるでしょう。

今回は整体・治療院の集客について少し解説したいと思います。

地域密着型ビジネスの為、SEOやMEO対策なども大切

ネットでの集客に欠かせないのはやはりSEO対策やMEO対策です。特に地域密着型の場合は、キーワード+地域名という複合語での検索での上位表示を目指すのが一般的です。

SEO対策はとてもコストがかかりますが、こうした地域名を入れることで比較的上がりやすい場合もあります。

というのも地域名は例えば東京や大阪といった大都市の都道府県名ではななく、自分の住んでいる地域、場合によっては市町村などかなり細かく検索する人が増えています。さらに住所だけでなく、〇〇駅といったキーワードでの検索も非常に多いです。

自身の接骨院近くの駅名や市町村などをキーワードに入れることで、その地域だけでの競争になりますので、うまくやればそれほどコストをかけなくても上位表示される場合もあります。

また、最近はMEOという言葉も一般的に使われるようになってきました。ユーザーが治療院などを検索した際に、検索結果に地図情報と一部の店舗が表示されるのを見たことがある人も多いと思います。

MEOのMはMap(地図)のMで、検索結果にGoogleマップでの上位表示をさせることで、そこからの集客を増やすための施策になります。

MEOも多少の知識は必要ですが、最近はマップからの流入や来店予約も増えていますので、予算があれば導入をおすすめします。

地域名の入ったリスティング広告も有効

SEOやMEO対策はすぐに取りかかっても、効果が現れて集客に至るには結構時間がかかります。早くてもやはり数カ月程度は見ておく必要があります。

それに比べて手っ取り早く集客できるのがリスティング広告です。ヤフーやグーグルの検索結果の上に検索キーワードに基づいた広告を出すというやり方です。

リスティング広告は競合が多い場合は、入札単価が非常に高騰してしまい、キーワードによっては1クリック500円や1000円といった事例もたくさんあります。

しかし、ここでもキーワード+地域名を指定することで競合が周辺のお店だけに絞られるため、比較的安い広告費で出稿することが可能です。

特にスマホで検索する人も多いため、ターゲット層の地域を細かく指定することで、かなり費用対効果の高い広告を出すことも可能です。

これからはネットからの集客はとても大事

ネットからの集客はSEOにしても、リスティング広告にしても、時間もコストもかかってしまいます。しかしこれからはネット集客をできずに成功するのは難しいのではないでしょうか。

それぐらいあらゆる世代でネットが活用されおり、どこに行くにもまずはネットで調べたり、予約したり、口コミを調べたり・・・ということがごく当たり前になりつつあります。

今は高齢者ではネットを活用している人は少ないイメージですが、今の40代50代の世代が高齢者になってくる頃には、ほとんどすべての人が当たり前のようにスマホを扱うようになっているでしょう。

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