日本でドラマと言えば、ストーリーと出演者で話題になるのが定番です。人気スターを起用すれば、視聴率も高くなりヒットしやすくなります。
日本より、この傾向が見られるのは、韓国ドラマです。近年は、日本で放送されるようになり好きなファンも増加中です。大ヒット作品もあり、１度見れば魅力に嵌る人も。そんな韓国ドラマは、基本シンプルで単純なストーリーが多くなります。画面に引き込むために、日本で言えば「大映ドラマ」のような雰囲気があるようです。今回、韓国ドラマによくあるポイントを簡単に紹介します。
常にイケメン俳優が多い
韓国ドラマは、主役が男性俳優と女優の２人がメインに作られます。日本と同じで、ヒットするかは２人にかかっているはずです。
当然、作品の看板になるのでルックスがいい人が選ばれます。男性は、イケメンで女性は、美人か可愛い系です。中でも、男性の主人公は、端正な顔立ちで高身長が多く見られます。日本いうと、「木村拓哉」のようなレベルが常にドラマの主役になっています。
日本で大ヒットした恋愛ドラマ「１０１回目のプロポーズ」は、３枚目の武田鉄矢さんが主役でした。韓国ドラマでは、武田さんのような人物が主役を演じる事はほとんどありません。また、「わき役」である俳優もイケメンが多く出演する事があります。
時代劇ドラマでは、イケメンが特に多く美男子が揃っているほどです。理由としては、単純に「視聴者を惹きつける」「女性ファンを魅了する」などが挙げられます。
それだけに、韓国女性はもちろん、日本の女性も韓国俳優に夢中になる事もあります。日本ドラマに比べて、少し「出演キャスト」がクドイ印象を与えるのも韓国ドラマの特徴です。
ストーリーが単純のドラマが多い
ドラマは、ストーリーが面白いと毎回放送が楽しみになります。韓国ドラマでは、「第一話」を見ればヒットするか分かるほどです。
最初の放送回に、全放送分を集約したドラマもあります。日本に比べて、分かりやすい展開のため日本人が見やすい映像演出がされています。
そんな韓国ドラマは、ストーリーもシンプルで「大映ドラマ」を彷彿させる事が多いようです。例えば、主人公が不幸な境遇で育ち歩んで行くストーリードラマがあります。日本でいうと、「お昼の３０分ドラマ」を連想させる展開です。
ありがちな内容ですが、これが人気を呼び嵌るため韓国ドラマの定番と言えるでしょう。また、病気を患う展開もよくあり涙を誘う演出になっています。ある年代では、血液のガンと言われる「白血病」にかかるドラマが多く作られます。
病院のシーンがよく放送されて、家族、友人、恋人が集まる光景がよく見られたものです。「恋愛ドラマ」に多く、病気と韓国ドラマはセットというほどストーリーは単純です。少し涙を誘い、最後はハッピーエンドで締めくくるのが韓国風になります。
モテ要素がいっぱいの主人公の役柄
ドラマには、それぞれ「役柄」があり誰でもいい役を演じたいものです。韓国ドラマでは、主人公の役柄は「女性にモテる」要素が含まれている事がよくみられます。例えば、社会的地位がある仕事をしている主人公がよく登場します。
「会社社長」「弁護士」「検事」など、イケメンでこの職業だと女性は惹かれるはずです。事実、好きになるファンも多く日本の女性も魅了されています。
日本でいうと、「織田裕二」さんがこの手の役柄を演じる事が多いです。また、「お金持ち」の主人公を中心としたドラマもよくあります。スーツ姿がカッコ良く、コメディーから恋愛モノまで多く作られています。
また、韓国ドラマは、「キスシーン」も、主人公のモテ要素の一つです。日本のドラマより、キスシーンは長く印象的と感じます。
イケメン俳優が、ムードで盛り上がりキスをすると、視聴者の女性はメロメロになる事も多いです。しかし、韓国は、日本より過激なシーンは禁止になっているためキスシーンにも注意を払っています。女優の露出を少なくしたり、イヤラシさを感じないよう演出がされているのも韓国ドラマと言えるでしょう。
